【ズートピア2】声優・森川智之「9年間のブランクを感じていない」発言に「さすがのプロ意識」反響!2つの理由
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが手掛けるアニメ映画「ズートピア」が帰ってきた。ウサギのジュディ・ホップス(警察官)と、アカギツネのニック・ワイルド(詐欺師)がバディを組んで難事件に挑むといった、人間が存在したことのない動物だけが暮らす別世界を描いた同作は、2016年4月に日本で公開。日本国内での興行収入は76億3000万円を記録した。
あれから9年。12月5日に公開された「ズートピア2」の前夜祭が12月4日、都内で行われ、ジュディの声を務めた女優・上戸彩、ニックの声を務めた声優・森川智之が登壇。9年間での変化について聞かれた上戸はこう話した。
「変化しすぎてますね~、私の場合は、生活がガラリと変わって、前作は子どもが生まれて2、3カ月の時に声をとったので、子どもが横にいて家でずっとアフレコの練習してたんです。その娘が今10歳になって、『ママ、それジュディの声じゃないよ』ってダメ出しされて…」
一方の森川はこんふうにコメントした。
「そんなに9年というブランクは実は感じてなくて、『ズートピアが好きだ』ってファンのみなさんの応援が常に聞こえてて、絶対次回作があった時にもニックの声をやりたいなと思ってたんで…」
前夜祭の様子を動画で見た視聴者からは、「さすがのプロ意識」との声が散見された。それはそうだろう。森川は、1987年から声優界に籍を置く大ベテランである。「声質の幅にも定評がある」とエンタメ誌ライターはこう話す。
「『クレヨンしんちゃん』の、しんちゃんのパパ・野原ひろしと、『鬼滅の刃』の産屋敷耀哉は、いずれも森川が演じていると聞いたら驚く方もいるのでは…。野原ひろしはひょうきんな三枚目。産屋敷耀哉は、声の調子で人を落ち着かせる鬼殺隊を束ねるカリスマ。同一人物とは思えない正反対の声質といっても過言ではありません」
野原ひろし、産屋敷耀哉、ニック…声の違いを聞き比べてみてもいいかもしれない。
(所ひで/YouTubeライター)
