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エイジングケア
2026/03/04 11:30

生理があがっても女は続く!更年期以降の「フェムケア」で重要なのは「潤い=保護」

エイジングケア
2026/03/04 11:30

近頃よく聞く「フェムテック」や「フェムケア」という単語。Female+Technologyを掛け合わせた造語で、女性の健康の課題をテクノロジーで解決する製品やサービスのことを指しています。今回は、更年期以降のフェムケアについて詳しくみていきましょう。

 とくにデリケートゾーン周りのケアの話や生理の話がよく取り上げられるので、「フェムテック=生理」に関することだと思っていることも多いようです。でも実は、本当にフェムケアが必要となってくるのは更年期以降なんです。女性ホルモンは一生でティースプーン1杯という実にわずかな量なのですが、我々は盛大に振り回されていますね。

更年期と上手に向き合っている女性は老けにくい!?

 更年期と上手に向き合っている女性は老けにくいとよくいわれます。更年期になると、女性ホルモンの分泌が減ることでデリケートゾーンの潤いが少なくなり、乾燥しやすくなります。また、腟や外陰部の皮膚が薄くなることで柔軟性が低下し、違和感や不快感につながることもあります。

「ホルモンなんだから仕方ない」と思うかもしれませんが、ホルモンと自律神経は一心同体で司令塔がつながっています。更年期になるとエストロゲンが減る方が多いのですが、そうすると“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンも作れなくなります。その結果、やる気が出なくなったりヒステリーになったり、性格にも影響が出たりする方も一定数います。

「なんだか最近頑張れない……」という方は、もしかしたら更年期の影響を受けているかもしれませんね。「ホルモンのせいだから仕方ない」だけで片付けてしまうと、どんどん幸福度が下がっていくこともあるので要注意です。

生理があがってもデリケートゾーンをほったらかさないことが大事

 閉経すると、子宮や膣に対して意識が向かなくなる方が非常に多いです。それが、女性ホルモン低下を助長させることもあります。そのため、生理があがってもデリケートゾーンをほったらかさないことが大事です。

 冒頭で伝えた膣や外陰部の不快感は、若い頃のような自分の力で潤うことが難しくなってきているサインであることも多く、しっかりと意識を向けてあげましょう。

 基本的なところでいうと、そもそも粘膜は皮脂腺もないので強い洗浄剤で洗わないこと。粘膜の乾燥はバリア機能の低下につながって皮膚炎などの炎症のもとになるので、お風呂上りにオイルやジェルで保湿をしてあげること。これらに気を付けるだけでも更年期の症状は緩和されることがありますよ。

血液や血流を意識し、専用の保湿アイテムを活用して機能低下を緩やかに

 また、血流をよくするという意識もとても大事です。血液は栄養を運ぶだけでなく、体温を下げないように温かい血液を回してサポートもしているからです。乾燥と血行不良が一緒になると粘膜部がより硬くなりやすく、硬くなると下着での摩擦もできやすくなるので痛みも出やすくなります。なので「潤う=保護」なんです。

 専用の保湿アイテムもたくさん出ていますから、上手に活用してくださいね。膣周りの血流がよくなると子宮周りも冷えにくくなるので、生理がなくなっても機能低下を緩やかにしてくれる効果がありますよ。

 女性ホルモンを直接コントロールするとなると難しいですが、乾燥というのは目に見える一つの指標ですし、意識を向けてケアをするということは今すぐできる対策でもあります。ぜひ、この機会に自らのカラダと向き合ってみてくださいね。

(安藤 恵美)

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