芸能
2026/03/30 16:45
【風、薫る】W主演の見上愛と上坂樹里よりも話題!「研ナオコの語りと小林虎之介の虎太郎役」
芸能
2026/03/30 16:45
3月30日にスタートしたNHK朝ドラ「風、薫る」。W主演する上坂樹里演じる大家直美が、見上愛演じる一ノ瀬りんより一足早くこの日の画面に登場し、「みなしごの貧乏女」だと開き直るように自己紹介した。
現在なら「パッチワーク」のようでオシャレな着物だが、当時は「みすぼらしい」と認識されてしまう継ぎはぎだらけの着物に、結いあげていないざんばら髪が残るアンバランスなヘアスタイルで、明治15年の「東京府」を歩く直美は、「何が文明開化よ!」と毒づきながら世間の目の前に現れた。番組公式のホームページによると、直美(上坂)は生後まもなく親に捨てられ、キリスト教の牧師に育てられたため「家族」と呼べる存在がおらず、信じられるのは自分自身の力と運で、目的のためには多少の嘘やズルをもいとわない柔軟さとしたたかさがあるとのことだから、毒を吐きながらの登場になったのだろうなと合点がいった。その直後に道端で女学生たちに遭遇。「見てよあの着物」「みなしごだって」などと後ろ指をさされたことから、開き直るように自己紹介したのだ。
対する元家老の家に長女として生まれたりん(見上)は、緑が美しい栃木県の那須で2つ下の妹と「すごろく」をしているシーンから始まった。「すごろく」に描かれている絵の「御新造」と「花嫁」の着物は美しいのに、「奥様」は地味なことに気付いて首をかしげた。これは「NHK朝ドラあるある」とも言える「ヒロインは婚姻制度に疑問を持っている」シーンで、りんは婚姻制度に疑問があるからこそ、家の奥に入る「奥様」でなく、トレインナース=正規訓練を受けた看護師を目指すことになるのだろう。
ネット上には2人のヒロインに対する声より、研ナオコの「想像していたより朝ドラらしさのあるナレーション」や、「コロリ(コレラ)」が流行し始めたことをりんに教えた、幼なじみの虎太郎を演じる小林虎之介の「カッコよさや演技達者であること」から来る期待の声のほうが目立っている。新しい朝ドラが始まった直後の多くの場合は「ヒロイン」に話題が集中しがちなのに、この状況は珍しい。
ヒロインが2人いて血縁でないのは、朝ドラ史上初めてという今作。様々な「初めて」がこれからもありそうだ。
(津島修子)
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