【スウェーデン戦直前の舞台裏】サッカーW杯「日本代表の快進撃」でワイドショースタッフを悩ませる「佐野海舟の扱い方」
北中米W杯で、日本代表が快進撃を見せている。
グループF初戦となった6月15日のオランダ戦では、二度のリードを許しながらも2-2のドローに持ち込み、優勝候補国を相手に勝ち点1を獲得。続く6月21日のチュニジア戦では4-0で完勝した。そして、6月26日午前8時にスウェーデン戦が行なわれる。
各局の情報番組やワイドショーでも森保ジャパンの奮闘が大きく取り上げられているが、活躍の度合いに比して言及されることが少ないのが、ブンデスリーガ・マインツに所属するミッドフィルダーの佐野海舟である。
佐野はオランダ戦でボランチとして先発し、中盤で粘り強く守備に対応。チュニジア戦でも豊富な運動量で攻守に顔を出し、終盤には上田綺世の4点目をアシストした。戦力として見れば、もはや日本代表に欠かせない存在になりつつあるのだが、この佐野をどう扱うかで、ワイドショーの現場は頭を悩ませている。
「間違いなく、試合での貢献度はトップクラス。本当は大きく取り上げるべきなのですが、そうもいかない事情がある」と語るのは制作関係者だ。続けてこう話す。
できるだけ名前を出さないように…
「佐野は2024年7月に不同意性交容疑で逮捕され、その後、不起訴処分となった。結果的に代表に選ばれてW杯にも出場しているものの、世間の受け止め方は現在も複雑です。ネット上では『代表として出すべきではない』という厳しい声が根強く、『佐野が出るならW杯を見ない』との意見も散見される。どう扱ったらいいのか非常に難しい存在なんです」
ワイドショーならではの問題が。
「サッカー番組ならプレーの解説だけで時間を割けますが、視聴者層の広いワイドショーはプライベートにも踏み込んで紹介せざるを得ない。一昨年に佐野はモデルの木下桜と結婚しましたが、これも番組で取り上げればSNS上の批判が局に飛び火しかねません。こうして、試合映像には登場するのにフリップやコメントでは、できるだけ名前を出さないようにするという不自然な扱いになっているんです」(前出・制作関係者)
なんとも悩ましい事情であった。
(塚原真弓)
