2月22日放送の第6話で12.5%をマークし、平均視聴率を12%台に戻した「東京タラレバ娘」(日本テレビ系)。当初は原作マンガとの違いが批判される場面もあったが、ここにきてアラサー女子からの支持を高めているようだ。
なかでも注目されるのは、吉高由里子をはじめとする主要キャストの衣装だという。この水曜10時枠では前期の「校閲ガール」でも主演・石原さとみの華麗な着こなしが話題になっていたが、本作ではさらに女性視聴者の熱い注目を浴びているというのだ。女性誌のライターがこう指摘する。
「アラサー女子の視聴者からは『衣装が可愛い!』と大評判です。『校閲ガール』の石原さんも可愛らしかったですが、彼女のような美人じゃないと着こなせない服も少なくありませんでした。それがこの『東京タラレバ娘』では、放送後にすぐ買いに行きたくなるような現実的なオシャレ服のオンパレード。だから女優さんの衣装を観ているだけでも楽しい気分になってくるんです」
具体的には「ジル スチュアート」「ケイト・スペード ニューヨーク」「バイ マレーネ ビルガー」といったアメリカ系ブランドの多さが特徴。これらのブランドではゆったりしたシェイプが多く、30代でも無理なく着こなせるのがメリットだ。一方で小物類も「コンバース」のシューズや「L.L.Bean」のトート、「フルラ」のバッグなど、年齢に合いつつ安っぽくないブランドをチョイスしている。
これらの衣装をゆったりめ、かつスポーティーに着こなしているのが本作の特徴だろうか。ネット上には「吉高さんの着ていたブランドはどこ?」といった書き込みも目立つなど、「東京タラレバ娘」はファッション面で女子視聴者の心を鷲掴みにできているようだ。
(白根麻子)