女優・沢尻エリカが4月11日放送の『踊る!さんま御殿!!2時間スペシャル』(日テレ系)に、ドラマ『母になる』の番宣で初出演。あの「別に」発言でバッシングを浴びた『クローズド・ノート』の舞台挨拶から10年も経っているのに、「いまもちょっと優しくするだけで、『すごい優しいんだね』と言われます」と、世間に残る無愛想イメージに困惑していた。
この日、沢尻は“最近ストレスに感じていること”というテーマに、「最近、パンツがだんだんと減ってきて」と告白、出演者が息をのんでいると「ベッドの裏の隙間に大量にパンツがあって、犯人は飼い犬のチワワでした」というほのぼのエピソードを披露。しかし番組を仕切る明石家さんまんまは、こうした沢尻の“キャラ変”を許さなかった。「そんなキャラ、違うで。イメージ的にはライオンかトラやないと」とダメ出し。
また、「ドラマの現場で子役の男の子が股間めがけて、お尻とかすっごい触られて、『えっ、ちょっと、ちょっと』と思っても、子どもだから怒れないし」と沢尻がボヤいたときにも、「ちょっとやめてや。沢尻をイメージダウンさせるのは。お尻を触った子どもには膝蹴り、回し蹴り、カカト落としでボコボコにせにゃ」と不満をぶちまけたのだ。芸能記者が語る。
「キバを抜かれて普通の女優になるなという、さんま特有のエールでしょう。『母になる』で共演する小池栄子も『ハリウッドのレッドカーペットで“別に”って言ってほしい。そしたらカッコいい』と同調していました。もっとも、小池と沢尻は気が強い同士、ドラマの楽屋の入り時間でもめているという噂もありますが」
そんなエールを受けてか、番組後半には、今も頻繁に書き込まれるSNSでの悪口対し、「全然何とも思わないです。『死ねばいいのに』とかあると、『お前が死ねよ』みたいな」と久々にエリカ節を炸裂させた沢尻。
「美人無愛想女優」の地位を10年後も保ってもらいたいものだ。