7月22日封切りの映画「心が叫びたがってるんだ。」が苦戦している。公開初週の週末興行ランキングは初登場9位。7月31日に発表された翌週末のランキングでは圏外に落ちた。主演のSexy Zoneのリーダー・中島健人は宣伝のために多くの番組に出演していたが、残念ながらファンの反応は鈍かったようだ。その宣伝出演で“心が叫びたがってるんだ。”チームとして「VS嵐」(フジテレビ系)に出演した際の中島の発言が話題になっている。
中島といえば「ラブホリ(ラブホリック:恋愛依存症)王子」と呼ばれており、物言うごとに「セクシー」とつけることで有名。以前、中島がSexy Zoneと嵐のグループ対決で同番組に出演した際にも、「セクシー語」を連発し、それを嵐が真似して「セクシージャンプ」「セクシーホッケー」「セクシー了解」「嵐(アラ)セクシー」「セクシーバイバイ」と活用して遊ばれていた。
今回もまた、「セクシーサンキュー」「セクシーソーリー」「セクシーモーニング」などと中島の迷言は健在。また、ゲームの合間のトークでも中島はスタジオを煙に巻いた。「最後の晩餐に何を食べるか?」と問われると「俺に最後の日はない!」、「人生で一番辛かったこと?」の質問には、「ない。俺の人生は全部ハッピーエンドだから!」といった具合。ゲストのロンブー・淳には「セクシーすべり」と断じられる始末だ。
“心が叫び──”チームが劣勢の中、最後のゲームでハンディ話が出ると、中島は「ハンディをもらうのはセクシーじゃないので」と言って正々堂々と勝負。お情けで勝つくらいなら負けた方がいいというポリシーを貫いたが、その美学は作品の評価が観客動員につながらない映画の成績にも表れているようだ。