明石家さんまが、8月21日に放送されるニッポン放送の特番「明石家さんま オールニッポン お願い！リクエスト 男女100人夏物語！！」に出演することが明らかになった。
「ニッポン放送とは確執があり29年間出演していませんでしたが、4月の特番に続いて、8月の特番へも出演することで、完全に関係は修復されるでしょう。前回は4時間近い音楽番組にもかかわらず、流れたリクエスト曲はたったの9曲としゃべり倒しました。今回はどんな展開になるか、業界でも注目の的です」（番組関係者）
ニッポン放送とはこれで完全に雪解けのようだが、実はさんまには確執が伝えられるテレビ局が、まだ2局あるという。その一つがテレビ東京。30年程前に放送された「サタデーナイトショー」が高視聴率だったにもかかわらず、番組内の艶っぽいコーナーに局のお偉いさんの奥さんがクレームを付け、番組が終わってしまったというのだ。
「その件に関して4月に行われた定例社長会見で、高橋雄一社長は『私もその記事をネットで見ました。全く初耳でした』と述べ、同席した編成局長も『機会がありましたら是非ご一緒したい』と、ラブコールを送っています」（スポーツ紙デスク）
そしてもうひとつが、実はNHKだという。
「1999年に放送された大河ドラマ『元禄繚乱』で、主役の中村勘三郎から直々に話があり出演したものの、編集段階で出演シーンが“大河ドラマらしくない”という理由で全部カットされ、それ以来犬猿の仲とされてきました。2013年に『TV60 NHK×日テレ 60番勝負』に出演したものの、雪解けとはいかなかったようです」（前出・スポーツ紙デスク）
しかし“雪解けムード”は、高まりつつあるという声もある。
「NHKはここ数年、フジテレビでバラエティ番組を作って来た制作会社と積極的に仕事をするなど、バラエティに力を入れています。テレビ東京も『出川哲朗の充電させてもらえませんか？』が好評。あとは企画次第。さんまや周りのブレーンが納得するような企画を提案できれば、意外に早い段階で“解禁”されるのではないでしょうか」（放送作家）
水面下ではすでに駆け引きが始まっているのかもしれない。
