紅白歌合戦の総合司会を務めることが決まったNHKの有働由美子アナ。安定した実力を誇り、進行役には適任とされるが、ネット上には「年末に彼女が目立つのは勘弁してくれ」という反対の声もあるようだ。テレビ誌のライターが語る。
「先日のつけまつげ事件でもそうですが、有働アナの場合は周りからの扱いが女芸人に対するそれに近いんですよ。少なくても、美人扱いされていないのは確か。本人も自分が“美女アナ枠”ではないことを自覚しているようで、学生時代にミスコンの運営を担当していた時は、『私はあそこ(ステージ)には上がれないから』と自嘲していたそうです」
とはいえ、有働アナといえば人気女子アナランキングで常連のはず。少なくても好感度の面では世間の評価も高いはずだが、実際はどうなのだろうか? テレビ誌ライターが続ける。
「好きな女子アナのアンケート結果は、雑誌によってまったく異なっています。週刊ポストでは有働アナが2位に入っているのに対し、週刊プレイボーイではなんとランク外。両誌の読者層を考えると、有働アナはおじさんにはウケがよく、若者からは女子アナ扱いされていないということでしょうか」
おじさん世代には自分に近い年齢の有働アナを「隠れた艶気」と評する声もあり、それがアンケート結果にも表われている。一方で若者にしてみれば46歳の有働アナは母親の世代に近く、そもそも見た目の賛否を問う相手ですらない。だから、好きな女子アナの候補として検討されないのだろう。
おそらく紅白の本番では万全の仕切りを見せてくれるであろう有働アナ。その時に彼女がどんなファッションで現われようと、それを批判するのは野暮というものかもしれない。
(金田麻有)