浅野忠信と神木隆之介がバディを組む刑事ドラマ「刑事ゆがみ」(フジテレビ系)。第4回の視聴率は6.3%と視聴率はイマイチながら、ドラマのクオリティの高さを評価する声は多い。そんな中で注目を集めているのが、“ヒズミ”こと氷川和美役を演じている山本美月だ。
「警察組織に所属せず、豊富なサイバー知識を活かして浅野演じる弓神の独自捜査をサポートするヒズミ。ドラマだけのオリジナルキャラクターで、黒いラフな服をまとい、髪はボサボサ色香もない中性的な敏腕ハッカーを、山本がクールに演じています。神木演じる羽生虎夫が“表のバディ”なら、ヒズミは“裏のバディ”。過去に巻き込まれた大きな事件がきっかけで声を失い、今後の展開を握っている役だと言われています」(テレビ誌ライター)
特に山本のビジュアルに注目が集まっており、ネットには「オン・ザ・眉毛の髪型可愛い」「危うく真似して前髪切ってしまいそうなくらい可愛いんだけど、絶対に一般人がやってはいけない前髪」「山本美月の衣装ヤバくない?全部欲しいんだけど」「今まであまり好きじゃなかったけど、今回で印象変わった」と多数の賛辞が寄せられている。雑誌「CanCam」の専属モデルだっただけに、ドラマの中でもファッションアイコンとして人気絶大だ。
「ただし、女優としてはこれまで可愛さを重視する役が多く、演技力に関しては賛否両論ありました。ところが今回は、しゃべることが出来ないため、表情と仕草だけで感情を表現する難しい演技に挑戦している。上手くはまれば女優として大きくステップアップするきっかけになるのでは」(前出・テレビ誌ライター)
浅野忠信の“民放の連ドラ初主演”と並んで、山本美月が“女優に開眼した作品”として語り継がれるドラマとなるのか。今後の展開が楽しみだ。
(窪田史郎)