1月12日、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣がブログを更新。振り袖販売・レンタル業「はれのひ」(横浜市)の被害を受けた新成人に向け、「リベンジ成人式」を行うことを発表した。「はれのひ」は突然営業を取りやめ、成人の日に晴れ着を着られない新成人が続出。同社社長は15日現在、未だ公に姿を現しておらず、事の真相は明らかになっていない。
ブログで西野は「大人になる日に大人が裏切ってしまったことを、同じ大人として、とても申し訳なく、そして恥ずかしく思っています。本当にごめんなさい」と被害に遭った新成人になぜか謝罪。続けて「今回失った信用はキチンと取り戻したいと思います」と、救済措置を取ることを宣言した。
西野が企画するリベンジ成人式は2月4日、横浜で開催予定。「はれのひ」の被害者のほか、よんどころない事情で成人式に出席できなかった新成人も対象とした。すでに150名の定員に達したが、はれのひの被害者のみネットで追加受付が可能となっている。
「晴れ着のレンタルや着付け、ヘアメイク、プロのカメラマンによる撮影のほか、飲み放題付きのクルージングディナーまで、すべて西野が費用負担して参加費は無料だそうです。しかも家族など同伴者は2名までOK。西野の気前のよさには驚きました」(エンタメ誌記者)
この発表には早速ネット上で「男気あるな、西野を見直した」などと多くの賛辞が寄せられたが、その一方で「西野が関わった仮想通貨の宣伝じゃん!」「被害者を自分のビジネスチャンスにするのはいかがなものか」など否定的な見方もあった。
「西野は先日、『レターポット』という文字に乗せてお金を贈れるシステムのサービスを始めました。ブログでは、リベンジ成人式の費用もこの収益から賄うことを明らかにしています。西野自身も、今回のイベントはレターポットの宣伝にもなることを公言していますので、ある意味、きれいごとを並べるより潔いといえます」(前出・エンタメ誌記者)
昨年12月上旬、深夜のバラエティ番組「EXD44」(テレビ朝日系)に出演した西野は2億円の貯金があると発言。今回の宣伝がうまくいけば、貯金額はもっと増えそうだ。
(石田英明)