2月18日、NHKの大河ドラマ「西郷どん」に、鈴木亮平が演じる主人公・吉之助の最初の妻・須賀役で橋本愛が出演した。“不吉な嫁”という役柄だったが白無垢の橋本はため息が出るほど美しく、ネットでも大いに話題となった。
翌週25日の放送では可愛げがないと思われていた須賀が、吉之助のために離縁までして大金を用意する過程が描かれた。須賀はいわゆる“ツンデレ”で、その不器用な愛の表し方に涙する視聴者も多かったようだ。
ネットでも「橋本愛、演技うまい」「だめだ。涙が止まらない」「橋本愛きれいすぎる、けなげすぎる」など、その演技や存在感は大好評。しかし一方で「2週しか出ないってことは、まだそれだけの女優なのかな」「橋本愛もう退場か」「2回しか出ないのは惜しいな。面白いキャラクターだったのに」など、たった2回の出演を訝しがる声も少なくなかった。
「彼女はドラマにはあまり出ませんから、久々に見たという人も多いでしょう。ただ映画には毎年コンスタントに出演しています。それも主役や重要な役ばかり。出演作や役柄を吟味する余裕すらある。ドラマに出るとすればNHKがメインですし、彼女は一流への道を常に歩んでいると言えます。演技力も業界の評価は非常に高いですね。
『西郷どん』に2回しか出演しなかったのは、来年の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』に出演することが決まっているからでしょう。そのために出演回数が抑えられたのだと思います。大河ドラマに2年連続で出演することは非常に珍しいことなんですよ」(テレビ誌ライター)
たった2回の出演でも視聴者に強烈な印象を残した橋本。これからの活躍が楽しみだ。
(笠松和美)