予備校講師の林修氏が司会を務めるバラエティ特番「グサッとアカデミア」(日本テレビ系)が3月8日放送された。同番組は、女性芸能人を悩ませるさまざまな問題に、グサッと刺さる辛口講義を展開するというもの。
お笑いコンビ・フォーリンラブのバービーは、定年退職し意気消沈する父親に、住人を失った親戚の家を購入。傷んだ家を大好きなリフォームをすることで“生きがい”を感じてほしかったと話した。
このエピソードに、フリーアナウンサーの川田裕美は「親孝行の仕方がわからなかったけど、こんなやり方もあるんだ」と感心しつつ涙。林氏は「やってではなく、お願いしたことが上手。生の充実感を子供がアシストして取り戻したことが素晴らしい」と絶賛した。
また、2017年11月に俳優の和田正人と結婚したタレントの吉木りさは「夫の家事にイラっとする」と吐露。すると中山秀征が「家事は妻が見ているところで手伝う。それなのに洗い方が汚いと文句を言う。やってあげてるのに」といった不満を漏らすと、女性陣から一斉に「やってあげてる~!」と猛反発を食らった。
これに対し林氏は、「その言葉が出た時点でアウト」とキッパリ。続けて、日本は男性の家事分担が欧米から見ても圧倒的に少ないと説明。「それなのに『やってあげた』なんて言うのは奥様に失礼」と切り捨てつつも、「妻のルールは分かりにくい」と世の夫を擁護する姿勢も見せた。その解決策として「具体的なルールを明文化する」を挙げ、タンスを開けたら閉めない林氏に対し妻は「開けたら閉める」と書いた紙を貼ったそうだ。
これら林氏の発言に、視聴者からは「バービーの話とかジンときた。林先生さすがだわ」「林先生の話、めっちゃタメになる」「そんな知識もあったの」と驚きの声も寄せられた。
視聴者の心にも響いたようだ。