お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が、3月17日に放送されたラジオ番組「極楽とんぼ オレたちちょこっとやってまーす!」(MBSラジオ)に出演。相方の山本圭壱に「地上波番組への出演は正直無理」とダメ出しした。
「山本は、今月1日から上演された舞台『こと~築地寿司物語~続編』に出演して評判も上々。山本自身『舞台に欲が出てきた』という話を受けて、加藤は『これから舞台やってったらいいんじゃないかな。テレビとかは正直な話、出られないんだもん』と発言。これに対して山本は『テレビ出れますよ』と反論したものの、『めちゃイケ』の場合は総監督のおかげで出られるけど、他の番組はスポンサーがいる以上、無理と加藤に断言されてしまいました」(スポーツ紙記者)
山本は2006年の淫行騒動で書類送検され、吉本興業を解雇。それ以来10年近く活動を自粛してきたが、2016年「めちゃ×2イケてるッ!」に復帰。今年1月に放送された同番組SP「中居&ナイナイ日本一周FINAL」では、真冬の野外にもかかわらず海パン1枚で登場するなど体を張って頑張ってきたが、その「めちゃイケ」も今月で終了。今後の展開を考える上で、地上波に出られないのは苦しい。
「加藤は舞台をはじめ、最近はネット番組もあるから地上波にこだわる必要はないと山本を諭していました。実際山本は、Amazonプライムビデオの人気シリーズ『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』に去年出演、見事賞金1000万円を獲得しています。こんなおいしい企画はめったにないにしろ、今後ネット番組の仕事が増えることは間違いありません。コツコツやり続けるしかないのでは…」(前出・スポーツ紙記者)
復帰わずか2年足らずで「めちゃイケ」が終了。みずから招いた失態とはいえ、10年間の空白はあまりにも大きかった。
(窪田史朗)