世界歴代最高得点を更新した羽生結弦に注目が集まった2015フィギュアスケートGPファイナルだが、17歳の宇野昌磨も3位に入り、日本男子で初めてGPシリーズ参戦初年度で表彰台を射止めた。
「今年がシニア大会のデビューシーズンにもかかわらずGPファイナルへ出場を決めた選手。フリーで190.32点、合計276.79点の演技は圧巻でした」(スポーツ紙記者)
宇野は浅田真央に遊んでもらったことがきっかけで、スケートを始めた。
「在学している中京高校は、入学偏差値は66という、愛知県でも有数の進学校。父親はIT企業の経営者です。イケメンで頭が良く、お金持ちという高スペックです。羽生ファンは年齢層高めですが、宇野には10代の女性ファンが食いつきそうです」(スポーツライター)
GP参戦初年度でのファイナル表彰台は、日本人初の快挙。さらに、マネジメント事務所が同じ高橋大輔が12年国別対抗戦で出したフリー、合計点を上回り、まずは事務所の「パイセン」超えを果たした宇野。王者・羽生については「ユヅ君は本当すごい選手。いつかは同じ舞台、立場で戦えるように」と語るが、実力面でも人気面でも追いかける一番手であることは間違いない。