文字通りの億万長者・松居一代にとって、55円の値引きは雀の涙ほどでしかないはずだが……。
タレントで実業家の松居が4月16日、「まけてもらったよ!」とのタイトルで自身のブログを更新し、帰宅中のタクシー車内でのエピソードを紹介。前日のダンスの帰りに「あまりにも脚が疲れて、タクシーで帰宅した」ことを報告すると、「すごく!!いいことがあったんですよ。な、な、なんと運転手さんが、55円もまけてくださったんですよ!! めちゃくちゃ…嬉しかったですね。最高の感謝でした」と、55円の値引きに対して最大限の喜びを表現した。
「タクシー料金で55円という半端な額も不可解ですが、かつて資産が10億円と一部で報じられていた松居にはあまりにも不似合いなエピソードですね。しかも松居は“10億円報道”に対して『資産10億円なんて大間違いです。毎日朝4時に起きて仕事してるのにたった10億円なんて悲しすぎます。ケタが違いますよ』と豪語し、大きな話題を呼びました。その後は資産100億円とも報じられ、いずれにしても“55円の値引き”に興奮するような立場ではないでしょう。イメージ戦略のつもりかもしれませんが、これは完全な逆効果」(テレビ誌ライター)
そもそも松居はタクシーを使って帰宅したことに関しても、あくまで“すごく脚が疲れたから”と述べるなど、優雅な生活ぶりがブログから一切、垣間見えないように徹底しているが、誰も庶民派な生活を送っているとは思っていないだろう。
やはり松居一代という“カメレオン女優”を知り尽くすにはまだまだ相当な時間が必要かもしれない。
(木村慎吾)