大人同士の友だち付き合いといえば、生活の中でお互いに何かしらの共通点がないと、なかなか縁遠くなり、続けにくいものですよね。そんな大人の友だち付き合いをできるだけ長く続けるためには、どうすればいいのでしょうか。
脚本家・橋田寿賀子さんの「渡る世間に鬼千匹」(PHP研究所刊)によると、大人の友人関係をできるだけ長続きさせるための対策は、「ワリカン」だといいます。大人同士で遊びに出かけた際には、「いいわよ、私が出すから」となりがちですよね。でも、人間関係を長続きさせるためには1円たりともおごらない、おごらさないことがポイントなんだとか。その理由は、おごったほうは軽い優越感があり、おごられたほうは何かで返さなきゃと負担になり、それが続くとわだかまりが残るからだそうです。
また、プロレスラー棚橋弘至さんの著書「疲れない男・棚橋弘至が教える! 史上最強のメンタル・タフネス」(PHP研究所刊)によると、「友だちになろう!」と意識し過ぎて張り切ってできた友だちのように、特殊な状況で結ばれた友情は壊れやすいのだとか。つまり、気張り過ぎず、ありのままの自分でいるときに波長が合う人を探すほうが、長く付き合える友人をつくることができるということですね。