多くの働く女性たちの悩みとしてよくいわれるのが、「頑張っているのになぜ評価されないの?」ということ。建前はともかく、現実はまだまだ男性社会の中で、女性の評価はどうしても二の次になってしまいがちですよね。
作家・有川真由美さんの著書「10年先を考える女(ひと)は、うまくいく」(PHP研究所刊)では、そんな社会に立ち向かっていくためには、「男性と同じ」ようにやろうとしないことだと書かれています。そして、男性とは戦わず、味方につけるのがいいのだとか。男性は女性と戦うと、“女性”を意識してムキになって応戦してくるそうです。そんなことになるくらいなら、自分ならではのことをやったほうが、チャンスは自然とめぐってくるというわけです。
また、ブランド価値プロデューサー・杉浦里多さんの著書「がんばりが評価される女性の仕事術」(クロスメディア・パブリッシング(インプレス)刊)によると、社内評価を勝ち取るには、「I」ではなく「She」として客観的に自分の実績を分析し、アピールするとよいのだとか。具体的には、あなたの仕事が会社の方針と合っているのか、プラスになっているのか、そして、自分の出した成果を数字でみせるといいそうですよ。