6月30日にスタートするドラマ「バカボンのパパよりバカなパパ」(NHK)で主演を務める玉山鉄二。原作は赤塚不二夫の長女・赤塚りえ子による同名エッセイで、りえ子から見た天才漫画家・赤塚の素顔とその家族の記録だ。
赤塚は「天才バカボン」「おそ松くん」など多くのギャグ漫画で知られているのと同時に、娘を連れてオネエのバーへ行ったり、ホームレスの人を自宅に呼んで大宴会を開催したりと、私生活もブッ飛んでいたことで知られているため、玉山が演じる赤塚も破天荒に描かれると予想されている。
「16年3月11日放送の『天才バカボン』(日本テレビ系)でお笑いコンビ・くりぃむしちゅーの上田晋也がバカボンのパパを好演したことから、17年1月6日、18年5月4日とこれまでに3回、同作品が実写ドラマ化されています。それを踏まえて玉山が新たに“バカボンのパパよりバカなパパ”をどう演じるのか、今から期待度が高いと言っていいでしょう。上田が演じてきたバカボンのパパは、見た目こそ漫画原作に似ていましたが、演技力には疑問の声が多かったですからね。玉山が今回演じるのは“赤塚自身”であって“バカボンのパパ”ではありませんが、笑って泣ける父親像という点では同じ。役者・玉山から芸人・上田に挑戦状を突きつける構図と言ってもよいのでは」(女性誌記者)
正統派二枚目俳優の玉山がどんな赤塚不二夫を見せてくれるか楽しみだ。