連日、熱戦が続いているW杯・ロシア大会。普段はサッカーを観ない人でも、この時期はテレビの前に釘付けになっている人も多いはず。各局が有名人を立てて放送している中、予想外の注目を集めているのがNHKでスタジオキャスターを務めるタレントの佐藤美希だ。
「佐藤はJリーグ名誉マネージャーを務める縁で、スタジオで局アナと共に番組進行を担当しています。NHKのW杯中継でかなり重要な役割を担っているのですが、原稿を何度も噛んだり、間違った知識で質問をしたりとミスを連発し、サッカーファンから大ブーイングが上がっていました」(スポーツ紙記者)
確かに開幕当初の佐藤の発言は酷かった。前々回の南アフリカ大会で優勝したスペインについて「なぜ優勝から遠ざかっているのか」と、ゲスト解説者の元日本代表・森岡隆三氏に尋ねたり、また森岡隆三を「もりおかゆうぞう」と間違えて紹介したり。ネットでの批判に懲りたのか最近の放送では発言も控えめ、無難に進行しているように見えていた。ところが6月27日午前3時キックオフの「ナイジェリア対アルゼンチン戦」で、再び致命的なミスをおかしてしまう。視聴者から寄せられたツイッター投稿を読み上げる場面で、「メッシが守備、魂のスライディング!!」という文章を、「メッシが守備、かたまりの‥‥」と読み上げてしまったのだ。
「この試合は決勝トーナメント進出をかけて、ナイジェリアとアルゼンチンが真っ向勝負し、終了直前にアルゼンチンが決勝点を上げるという劇的な展開で、今大会屈指の名勝負でした。その感動の余韻が残る中で佐藤の“かたまり”発言が飛び出し、スタジオの熱気も一気に冷めた感じがしましたね。サッカーファンも呆れていますよ」(前出・スポーツ紙記者)
さて、佐藤は決勝トーナメントまで行けるのだろうか?