沢村一樹主演ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(フジテレビ系)の第6話が8月13日放送され、平均視聴率は10.6%だった。
同話の内容は、これまで法で裁けなかった殺人者が3人連続で殺害されたり行方不明になったりするなどの事件が起こった。これは“未犯”班の中に実行者がいると見られ、過去に妻と娘を殺害された井沢範人(沢村)と、父を殺され自身も傷を負った東堂定春(伊藤淳史)に疑惑の目が向けられた。しかし、報復殺人に及んだのは、藤堂の少年期の事件現場にいたベテラン刑事の田村薫(平田満)だった。田村は仲間の目前で殺人を認め、自死してしまう。
このシーンに視聴者は「今までの中でいちばんよかった。田村さんの最後の切なさそうな台詞はまさに名演技。泣けてしまいました」「とにかく号泣。涙腺大崩壊でした」「怪しい人にミスリードさせて、予想外の真犯人。ちゃんと伏線も回収。最終回まで引っ張らず、あえて折返し地点に山場を作ったのは見事だと思います」など感動を呼んだ。
「今作は主人公が上戸彩から沢村に替わり、大爆死も予想されていましたが、それは杞憂のようで、沢村もひと安心でしょう。そんな沢村が出演し、人気を博したコント番組『サラリーマンNEO』(NHK)が、8月17日放送の、水曜日のカンパネラのコムアイとプロレスラーのスーパー・ササダンゴ・マシンのトーク番組『コンとコトン』で取り上げられます。沢村自身も出演し、コントを振り返りながら当時の裏話を披露するそうです」(芸能ライター)
過去の名キャラクターを振り返れば、改めて沢村の演技の振り幅に気付かされるに違いない。