女優の“のん”こと能年玲奈が元所属事務所の「レプロエンタテインメント」と和解に向けて話し合いをしていたことを19日発売のFRIDAYが報じた。
能年はレプロに在籍中の15年1月、心酔する女性演出家とともに個人自事務所を設立したことからレプロとの関係が悪化。所属契約は16年6月に満了したが、レプロは能年側が面会を拒み仕事を提供できなかった期間があるとして、その分の契約延長を要求。また、契約が終了しても「能年玲奈」を芸名として使用する場合には、レプロの承諾を要するとの通告により、能年は「のん」への改名を余儀なくされたと報じられていた。以来、能年の仕事は激減。背景には、新垣結衣ら売れっ子を多数抱えるレプロに対するテレビ局の忖度があったと伝えられていた。そんな状況下での、まさかの“手打ち”報道である。
「同誌によれば10月上旬、のんは彼女のマネジメントを手掛ける支援者とともにレプロを訪れたとか。アプローチしたのはのん側で、のんが一連の騒動に対する詫びを入れるかたちで実現したといいます。話し合いの内容は、レプロが再びのんのマネジメントを引き受けるという内容も含まれていたようです」(芸能記者)
それにしても、CM出演など活動を活発化させているこの時期に、なぜ和解する必要があるのか。
「来年のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』のプロデューサーが、のんの出演を熱望していると、NHK関係者が同誌でコメントしています。『いだてん』はプロデューサーのほか、脚本は宮藤官九郎、女優の橋本愛も遊女役で出演するなど、まさに“あまちゃんチーム”の制作。気兼ねなくのんを起用するためにも両者の関係修復が必要で、今回のスクープはその狼煙代わりということでしょう」(前出・芸能記者)
そう考えれば、今回ののんの“いかにも”な笑顔の写真にも合点がいく。レプロがマネジメントを引き受けるとすれば「能年玲奈」の復活も考えられそう。果たして来年の大河は「能年玲奈」と「橋本愛」の名コンビ復活となるのか?