放送中のドラマ「SUITS」(フジテレビ系)にて、約25年ぶりに月9ドラマへの復帰を果たした鈴木保奈美。本作では大手弁護士事務所の所長を演じており、アラフィフを迎えてますます妖しさを増す美しさをアピールしている。
「鈴木は毎回、ファッションショーさながらに高級ブランドの衣装で着飾っています。アクセサリーもティファニーやブルガリを付けていますが、そこはさすがに美人女優とあって、衣装に負けない存在感は大したもの。主演の織田裕二に比べると出番は大幅に少ないものの、わずかな出番できっちりとその美しさを印象付けています。10月22日放送の第3話では、若手経営者が配下の弁護士に耳の穴をなめられたとクレームを付ける場面で、両手をあげて『ひゃあ!』と驚くシーンも。その演技がまた可愛らしく、オールドファンを喜ばせています」(テレビ誌のライター)
その鈴木が主役として存在感を発揮しているのが、スーパーマーケットで働く主婦を演じるドラマ「主婦カツ!」(NHK BSプレミアム)だ。10月7日のスタートで全8回の放送を予定しており、「SUITS」とはさながら裏表の関係。主演ドラマは2016年夏の「ノンママ白書」(フジテレビ系)以来とあって、コアなファンを喜ばせている。ところが本作品で見せる姿に、世の主婦たちから疑問の声があがっているというのだ。
「鈴木の演じる主婦は、夫の脱サラを機にスーパーマーケットで働き始めるのですが、どうにも気になるのがそのファッション。スーパーでは制服代わりのエプロンを身に付けていますが、その内側には妙に襟の大きなブラウスや、スーツに合わせるようなカラーシャツなど、とてもスーパーの仕事に向いているとは思えない派手な服ばかりを着こんでいるのです。しかもイヤリングやネックレスを付けたままのシーンも多いのですが、スーパーの従業員は職務規定によりアクセサリー類を外すはず。大物女優の鈴木にくたびれたシャツやスウェットを着せるわけにはいかないのかもしれませんが、あまりに現実離れしている姿には『こんなスーパー店員、いないよね』と多くの主婦が白けています」(女性誌のライター)
そんな鈴木の主婦姿は、まるで『SUITS』での弁護士事務所所長がジャケットだけを脱いで現れたかのようだ。もしや悠々自適の生活に慣れきった鈴木は、世の主婦もパート中におシャレなシャツを着こなしていると勘違いしているのだろうか。
(白根麻子)