1月5日放送の「新春!炎の体育会TV」(TBS系)で、長嶋一茂が2018年11月に開催された極真空手の全関東空手道選手権大会の50歳以上、+80キロ以上の部で優勝していたことがわかった。
長嶋は空手歴23年で極真空手の黒帯を持つほどの腕前だが、試合のために鍛え直し、引き締まった体を取り戻して出場。自身も「たまたま僅差で勝った」というほどの緊迫した戦いを制した。
おちゃらけたイメージとはまったく違う一面を見せた長嶋だったが、いかにも長嶋らしいシーンもあったという。
「試合に臨む前から普段とは表情が違って見えるほど緊張している様子でした。肝心の初戦では、試合前の礼がきちんとできていないと、やり直しをさせられていました。確かに頭の下げ方が明らかに少なかったですし、礼ができていないと指摘されても仕方のないお辞儀でした。出場前には控え室で、大会の規則が厳しくなって礼が大事にされるようになっているからとアドバイスを受け、その時は偉そうに『そういうことができないのはダメだよね』と言っていたのですが、試合では数回、注意を受けていました。お辞儀などは普段からきちんとしていれば、自然と身についているはず。やはり、彼は頭を下げられない人間なんだなと思いましたね」(芸能ライター)
長嶋といえば、プロ野球選手時代にも当時、巨人の土井正三コーチに向かって暴言を吐いたこともある。そんな身に染み付いた“オレ様”主義が、空手の試合で露呈してしまったのかもしれない。
(伊藤その子)