漫画誌「イブニング」で連載中のミステリー漫画「インハンド」がTBS系で連続ドラマ化されることが発表された。主役の天才科学者を演じるのは山下智久。
山下は1月25日に公開された映画「サイバー・ミッション」で、初の海外進出を果たしている。また初めて悪役に挑戦。役者として演技の幅を広げている。
そんな山下といえば、小学生でジャニーズに入所した当初から飛び抜けた“かわいさ”から、昨年末で芸能界を引退した滝沢秀明をはじめ、多くの先輩ジャニーズJr.から寵愛を受けた。当時からスターのオーラを放ち、王子様路線まっしぐら。ところがそんな山下に対して初対面にもかかわらず「タメ口」をきいた不届き者がいた。
「Kis-My-Ft2の北山宏光です。グループ最年長の北山は、25歳でようやくデビューした遅咲き。それまでのデビュー最年長記録だったV6・坂本昌行の24歳を更新しました(その後、A.B.C-Z・五関晃一が26歳で再び更新)。そんな北山は、高校が山Pと一緒。初めて会ったその日に、『電話番号を教えてよ』と言ったそうです」(アイドル誌ライター)
学生時代の北山はサッカー少年。中学生時代はサッカーでインターハイに出場しており、その推薦で堀越高等学校の体育コースに入学した。堀越といえばアイドル校で知られるが、実はサッカーやテニス、野球などのスポーツ強豪校でもある。
練習三昧でジャニーズに詳しくなかった北山は、クラスメイトの妹が山下の大ファンであると聞いて、初めて校内に現役のジャニーズがいることを知った。そして、トレイトコース(芸能)だった山下に、いきなり連絡先を聞いたというわけだ。もちろん、この頃の北山はジャニーズに入所しておらず、ただの一般人だ。
「そのころの堀越は豪華で、俳優の城田優や小池徹平もいました。結局、その妹さんの推薦でジャニーズに履歴書を送付した北山は、偶然サッカーの練習がなかったので、オーディションに参加。サッカー漬けで肌が真っ黒だったため、会場にいたおじさんから『日サロ?』と聞かれたそうです。もちろん、そのおじさんがジャニー喜多川社長だったというオチがつきます(笑)」(前出・アイドル誌ライター)
オーディションは一発合格したものの、ジャニーズJr.研修生という扱い。それでもじっくり時間をかけてデビューにこぎ着けたのだから、運は北山に味方したわけだ。
そんな北山率いるキスマイは今春、サンドウィッチマンと共演中の実験バラエティ番組「10万円でできるかな」(テレビ朝日)が、ゴールデン帯レギュラーに昇格。グループ初のゴールデン進出になる。
一方の山下も同じクールで、先に紹介したドラマ「インハンド」(TBS系)で主演を務める。
山下と北山。同じ4月期クールの競演は、期待大だ。
(北村ともこ)