ジャニーズ事務所がご立腹だという。日本テレビの仕打ちに怒り心頭のようだ。コトの発端には、ジャニーズが次世代アイドルとして強力プッシュ中のKing&Princeが関わっている。
朝の情報番組「ZIP!」のコーナー「DESHIIRI King&Prince」にて、番組のスポンサーで多額の広告費を払っている「アート引越センター」に企画協力を依頼したところ、NGとなってしまったために、同じ引越会社の「サカイ引越センター」に同企画依頼したところ、OKという運びに。キンプリメンバーの神宮寺勇太が引っ越し屋に弟子入り、奮闘する様子が放送された。
「慢性的な人手不足に悩む引越業界。アートは多忙を理由に企画協力を袖にしたという。困ったプロデューサーがライバル会社に企画を出し、何とか放送にこぎつけた。しかし、番組制作費に充てられる広告料を払う『アート引越センター』よりも、番組内で絶大な宣伝効果を『サカイ引越センター』が得たとなれば、スポンサーとしては面白くない。これによって、アートはスポンサー降板を既に申し入れており、ジャニーズとしては、金の卵が“問題の企画”の中心人物となってしまったことで黙ってられなかったワケです」(テレビ雑誌記者)
この一件では、特にテレビ制作サイドの“居丈高”な姿勢に疑問が投げかけられた。ここは、キンプリの先輩、嵐・二宮和也の爪の垢を煎じて飲ませたいところだ。
3月9日からスタートしたJCBカードの新CMに二宮が出演。同社のサイトでCMとインタビューなどが公開されている。これが、スポンサーに最大限に“カユイところに手が届いた”出来栄えなのだ。CMに起用されたタレントはかくあるべきという姿さえ感じさせる。
「二宮の同社のCMは9年前から。プライベートでもフル活用しており、引越代、家賃、友人との食事、出前、コンビニ、駐車場、ネットショッピング、それこそ100円単位でカード払いをしていることを打ち明けた。更新の際は古いカードを見ながら思い出にふけるそうだ。カードの番号もセキュリティコードもそらで言えるというから、ヘビーユーザーなのは間違いない」(芸能ライター)
これぞ、CMタレントの鑑ではないだろうか。
(塩勢知央)