俳優・反町隆史が、体調不良から路上に座り込んでいた女性を救護した事実が5月13日の番組「めざましテレビ」(フジテレビ系)で明らかになり、ツイッターでは“反町隆史”がトレンド入りするなど、大きな反響を呼んでいる。
「同番組によると5月9日の夕方、道端で座り込んでいた25歳の女性を自宅まで送り届け、その女性が自宅ドアの内側で倒れてしまうと反町らが119番通報。救急隊が駆けつけるまで様子を見守り、名前も告げずに立ち去ったことが判明。元気を取り戻した女性はツイッターで『こないだ私が倒れた時に家まで送ってくれた3人の男の人の一人…反町隆史だった。やばい(中略)いい人過ぎかよ。。ファンになった。こんな奇跡凄過ぎない???』と呟くと、13日の段階で8万5千件以上の“いいね”が押されました」(スポーツ紙記者)
このニュースを聞くとネットでは「何をやっても反町隆史はカッコイイわ!まさにGTO」「中身までかっこいいとは」「朝からほっこりした」といったコメントが殺到。反町の好感度が劇的にアップしている。
「反町といえば、人気のドラマ『相棒』(テレビ朝日系)シリーズの4代目相棒・冠城亘としてseason14から出演。地方ロケに行くと、みずから美味しい店を探して水谷豊を誘い出かけ、焼肉店では肉を焼いて取り分けるなど“私設秘書”ぶりも発揮。水谷から親しみを込めて“ソリ”と呼ばれ、来季5年目の相棒も内定しています」(前出・スポーツ紙記者)
反町はファッションモデルとして活躍した後、1997年から月9ドラマ「バージンロード」「ビーチボーイズ」、さらに「GTO」(いずれもフジテレビ系)に主演して大ヒット。「GTO」で共演した女優・松嶋菜々子と2001年に結婚、二人の女児にも恵まれた。
「2017年、情報誌『シティリビング』の取材に答え、『20代の頃は自分に精一杯で人に冷たかった』と明かし『40歳を過ぎてからは人に対して感謝と優しさを忘れてはいけないと思うようになった』と話しています。こうした心境の変化も『相棒』への出演がきっかけになったのかもしれませんね」(エンタメ誌ライター)
そんな反町について、前出のエンタメ誌ライターはこんな展望も口にする。
「水谷も今年で67歳。2017年には主演映画『TAP -THE LAST SHOW-』で初めて監督を務めるなど、監督業にも意欲を燃やしています。反町は今年で46歳。水谷が『相棒』のスペシャルドラマを始めたのが48歳。このまま高視聴率をキープしていけば、いずれ反町が水谷の後を継ぎ『相棒』、又は別のシリーズ企画を立ち上げる可能性も充分にあります」
今回の人命救助で株を上げた反町。ヒーローを演じる、またとない好機に違いない。
(窪田史朗)