トークバラエティ番組「しゃべくり007」のレギュラー陣は、昭和の薫り漂うアラサーグループが相当お気に入りのようだ。6月3日放送の同番組にはKis-My-Ft2の玉森裕太がゲスト出演。玉森は最近、映画「パラレルワールド・ラブストーリー」の宣伝でテレビに出まくっており、この日は単独での出演となった。
その玉森は登場時に“恥ずかしいから目立ちたくない”と紹介され、司会の上田晋也からその真意を問われると、「この見られている感じもそんな好きではないんですよ」と無表情に返答。そんな態度にチュートリアルの福田充徳が「売れたい売れたいとか言ってるジャニーズWESTとかすごくバカにしてんの?」とキレ気味に質問だ。
ここで上田が「ふぉ~ゆ~とかな。ふぉ~ゆ~の気持ち考えたことがあるのか!?」と問い詰めると、他のレギュラー芸人たちからも「そうだ!」という声が続出。ついには有田哲平が「俺たちはふぉ~ゆ~の味方だからな!」と言い切ったのである。
「その『ふぉ~ゆ~』は4月29日に放送された同番組に、“あと2日で売れたい”タレントとして出演。崖っぷちアイドルを自称するジャニーズWESTの話題では『ボクらまだ崖にも登れてない』と自虐コメントを繰り出したほか、ジャニーズのタレントが数多く集まる番組で楽屋がなかったエピソードを披露するなど、レギュラー陣の心を打ったのです。そのふぉ~ゆ~は全員が昭和61年(1986年)生まれの30代で、見た目や話し方の端々に昭和の薫りを漂わせるのが芸風。独特の空気感にしゃべくりメンバーたちはすっかり魅了され、出演から一カ月以上が経った段階でも思わず話題に出るほどの爪痕を残した形です」(芸能ライター)
ジャニーズ歴21年のふぉ~ゆ~は、CDをリリースしないまま15年にジャニーズJr.を卒業。現在は非デビュー組ながら事務所公式サイト内に自分たちのページを持つという、独特のポジションを確立している。そのふぉ~ゆ~が決定的にしゃべくりメンバーを虜にしたエピソードについて、芸能ライターが続ける。
「彼らは年末恒例のジャニーズカウントダウンコンサート(カウコン)にも常連のように出演。東京ドームのステージにも立っていましたが、デビュー組とは違って送迎車がなく、終演後はファンと一緒に電車で帰ったというのです。しかもその際、ファンから『出てたね~』と友達感覚で声を掛けられていたのだとか。これを聞いたしゃべくりメンバーは『一緒に電車に乗れるアイドルだ!』と手を叩いて大喜びしていましたね」
レギュラー陣から「また呼ぼうよ、ゲストとして応援したい」と再訪を望まれていたふぉ~ゆ~。玉森の出演回で名前が取りざたされるあたり、二回目の出演もそう遠い日ではなさそうだ。
(白根麻子)