8月22日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演した吉田鋼太郎、田中圭、林遣都の3人。なぜこの3人がそろって出演したのかといえば、23日から「劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD~」が公開されるからだ。
メインキャストの3人は昨年放送されたドラマ版「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)で演じたダンディで乙女な黒澤部長(吉田)、ポンコツでも憎めない“はるたん”こと春田創一(田中)、ドSだけれど実は家庭的な牧凌太(林)といった役柄以上に鮮やかで際立つ素顔を披露したことで話題となっているようだ。
同番組に吉田は3度目、田中は2度目の出演となったが、林は初めて。そのため、司会の黒柳徹子の十八番と言える“むちゃ振り”は林に向けられた。いきなり「親御さんに何かひと言」と黒柳に話を振られた林は、動揺を隠しきれない様子で「生んでくれてありがとう」とカメラ目線でコメント。その様子を見ていた黒柳は「かわいいわねぇ」と感想を漏らした。
「黒柳はおもしろくないものをおもしろいとは言わないと前置きしてから、『おっさんずラブ』は本当におもしろいと絶賛し、林だけでなく田中に対しても『かわいい』を連発しました。林は吉田と田中から『声が小さい』と何度も指摘されながらコメントをくり返し、吉田からは『凶暴なチワワ』、田中からは『中に熱いものがある人』と評されました。林の一挙手一投足を見守る吉田と田中は、まるで“はるたん”を見守る黒澤部長と牧のようで、ネット上では『林遣都はリアルはるたん!』『林遣都の素顔ははるたんだったんだね』『牧の中の人が春田創一だったことがわかりました』といった声が数多くあがっています」(テレビ誌ライター)
林が映画の宣伝をしている間、その横顔をじっと見つめ続けていた吉田と田中。出演者たちがお互いを思いやる愛情が、演技だけではないことが実感として伝わってくるからこそ、「おっさんずラブ」はこれだけ愛される作品に育ったのだろう。