女優の松岡茉優が9月21日放送の「おかべろ」(関西テレビ)にゲストで出演し、かつて先輩女優から“嫌味の被害”を受けていたことを打ち明けている。
9歳の頃から芸能活動をスタートさせ、芸歴15年を誇る“ベテラン女優”の松岡だが、本人はそのキャリアを「遅咲きだと思ってます」とし、これまでにもオーディションには累計で500ほど落選してきたと説明。10年ほどの下積み時代を乗り越え、現在は映画やドラマだけでなく、バラエティ番組や特番の司会なども担っており、24歳にして確固たる女優としての地位を築き始めている。
しかし、そんな松岡にも先輩女優からの嫌がらせに悩まされていた時期があり、MCのナインティナイン・岡村隆史から「嫌いな女優はいるの?」との質問が寄せられると、撮影半ばの打ち上げにて某女優から「どういうスタンスでやってるの?」「この役どういう風にとらえてる?」「なんかもっとやってくれると思ってたから、ちょっと残念」などといった嫌味を浴びせられたエピソードを紹介。松岡はその“先輩女優”について「その人のことは尊敬してなかったから、(何を言われても)聞かなかった。あなたに言われることはない」とし、怒りと共に苦い日々を振り返っていた。
「ある意味でバラエティ慣れしている松岡らしい“赤裸々な暴露”となりましたが、まるでガールズトークの延長のようなノリで先輩女優への怒りと愚痴に満ちたエピソードを淡々と話す松岡には『広いようで狭い世界なんだからそういう事はあまり話さない方が良いと思う』『勝気な子だな。性格が本当に悪そうで、品がない』『テレビでペラペラ話しちゃダメ』『だからあなたはいまいち好かれない女優なんですよ』というネット上での指摘があります。また、松岡が糾弾した先輩女優からの言葉は解釈によってはどんな職場でも起こりうる上司からの小言に過ぎないとも考えられ、『松岡さんを買っていたからこその苦言では?』『先輩の助言を素直に聞けないのは…』といった反応も散見されました。ただし、バラエティ番組では“嫌いな先輩”や“腹が立った出来事”などといったテーマはウケが良く、松岡なりのサービストークという見方もできますが…」(テレビ誌ライター)
バラエティにおける需要を高めるのも良いが、あくまで本業の舞台は銀幕の世界。“喋りすぎる”女優から、“寡黙な実力派”女優への転換を図るべきなのかもしれない。
(木村慎吾)