女優の小芝風花が12月2日から5日まで、4夜連続で放送されるNHKスペシャル「体感・首都直下地震DAY1~DAY4(仮)」内のドラマ「パラレル東京」に主演。10月10日に行われたスタジオ取材会に、共演する高橋克典、伊藤淳史と共に登場。連日の緊迫した撮影に、「台本を読んでいて恐怖で涙が出た」と話し、注目を集めている。
「このドラマは、マグニチュード7.3の直下型地震に襲われた東京の架空のテレビ局で働くニュースチームの奮闘ぶりを4日間に渡ってVFXを駆使してリアルに映像化。その中で小芝は、入局4年目。劇中の番組『ナイトニュース』のスポーツコーナーを担当するサブキャスター・倉石美香役を演じています」(テレビ誌記者)
キャスターを演じるために、小芝はこの夏からNHKのアナウンスレッスンを受講して役作り。「こんなことが実際に起こるのか」と台本を呼んだ時、思わず恐怖で涙が出たと告白。
「本物のアナウンサー顔負けの演技に、取材会に同席していた制作統括の松岡大介氏も『そのままアナウンサーとして通用するんじゃないかというくらい成長していただいて、本番に臨んでいます』と話していました」(前出・テレビ誌記者)
小芝は、2016年NHKの朝ドラ「あさが来た」で、ヒロインに反抗する娘役を熱演。そして去年出演したドラマ「女子的生活」(NHK)では、志尊淳演じるトランスジェンダーを誘惑する艶シーンにも挑戦。そして今年1月期のドラマ「トクサツガガガ」(NHK)では、特撮オタクのOLを演じて人気を集め、7月期の深夜ドラマ「べしゃり暮らし」(テレビ朝日系)では、渡辺大知とコンビを組み大阪弁で漫才を披露するなど人気もうなぎのぼり。特にNHKでの評価は高く、それが今回の主役起用にもつながっているようだ。
「所属するオスカープロモーションも、米倉涼子は健在ですが、上戸彩、武井咲は結婚して子育てに忙しい。剛力彩芽も女優休業状態であり、小芝は今や若手女優の一押し。このままNHKで実績を積んでいけば、『なつぞら』に主演した広瀬すずのようにオーディションなしで朝ドラヒロインの座を勝ち取るのも夢ではありませんね」(夕刊紙デスク)
小芝風花、22歳。今までの実績をひっさげて、いずれ狙うは朝ドラのヒロイン!?
(窪田史朗)