11月29日の京セラドーム大阪を皮切りに、全国4カ所を回るドームツアーを開催する「Hey!Say!JUMP」に、他グループのファンから恨み節がブツけられているという。
そのドームツアーでは10月16日にチケットの抽選結果が明かされ、ネット上には当選報告が続出。チケット売買サイトでは定価割れでの出品が相次いでいる。FC会員価格で7700円にも関わらず、一番人気の東京公演でも7000円、その他の会場ではなんと2000円台という地下アイドル並みの値段がついているというのだ。
「なんとも物悲しい話ですが、ジャニヲタの間では『ヘイジャンでドームが埋まるわけない』と予想されていた、当然の結果でもありました。それでも万が一を考えて、全公演に応募するのがファンの哀しいサガ。しかもジャニーズのファンクラブ向け抽選では、当選者が未入金で放っておくと、それ以降の抽選では申し込み自体が無効になる《ブラックリスト入り》になる可能性が高いため、当選したチケットは半ば強制的に購入せざるを得ません。今ごろはダブついたチケットを手に、途方に暮れているファンも少なくないことでしょう」(芸能ライター)
そんな物悲しいヘイジャンファンをよそに、「Sexy Zone」(セクゾ)と「A.B.C-Z」のファンからは、ヘイジャンに対する恨み節があがっているというのである。
「デビュー8年のSexy Zoneと、同7年のA.B.C-Zはいずれもドーム単独コンサートの経験がありません。5月21日深夜放送の『Sexy Zoneのたった3日間で人生は変わるのか!?』(日本テレビ系)では、セクゾのメンバーがドームへの儚い思いを切々と語ってファンの涙を誘ったほど。一方のA.B.C-Zは今年リリースしたシングルが2枚ともオリコン1位を獲れない有様で、しかも3月発売の『Take a “5” Train』では日向坂46に、9月発売の『DAN DAN Dance!!』ではIZ*ONEに発売日が被るという、最初から1位をあきらめた販売戦略だったのです。そんななか、ヘイジャンのドームツアーで空席祭り確実が濃厚になったことにより、両グループのファンからは『だったら1公演だけでも彼らにやらせてよ!』という切実な声が続出。ジャニオタ同士のいさかいに発展しそうな勢いです」(前出・芸能ライター)
人気薄のセクゾやA.B.C-Zと言えども、1回だけのドーム公演なら埋めることもできそうだ。もっともそれで転売チケットが定価割れになった日には、目も当てられないのだが…。
(白根麻子)