天皇陛下の即位を国内外に宣言する「即位の礼」が厳粛な雰囲気の中行われた10月22日、安倍晋三首相の昭恵夫人が“悪目立ち”でネットを騒がせた。
即位礼正殿の儀に安倍首相とともに会場入りした昭恵夫人の服装は、光沢のある白い“ひざ丈”のワンピースのドレス。肘のあたりから袖が大きな鐘のようにふくらんだベルスリーブが目を引く。
そして、ガラス張りの最前列に着席すると、膝は丸見えになり、スカートの中までのぞけてしまいそうなアングルが、テレビ画面に映った。
その途端、ネット上では「着物を着れば間違いないのに。日本人なんだから」「なぜ和装にせずドレスを貫いたのか、本当に疑問」「悪目立ちの教科書みたいな人」など、昭恵夫人のドレスコードに疑問を投げかける意見が相次いだ。
「即位の礼は、最もフォーマルな宮中行事。首相官邸がウェブサイトで発表している女性参列者のドレスコードには“デイドレス”も入っていますが、席が最前列で膝が丸見えとは、あまりにもみっともないと言わざるを得ません。しかもこのドレス、以前にも式典で着用しているんです。流用するにしても、裾丈を長くすれば問題なかっただけに残念です」(ファッション誌記者)
安倍首相に対しては、あらゆる忖度が働いているようだが、唯一、昭恵夫人だけは忖度なしというところだろうか。