ZOZO創業者で実業家の前澤友作氏が11月29日、公式YouTubeチャンネルを立ち上げた。前澤氏は「1000億円を通帳に記帳してみた」というタイトルの動画を初投稿し、話題になっている。
9月にZOZOとヤフーが資本業務提携し、前澤氏は社長を辞任。保有していた約19%の株式を売却し、約1500億円の売却益を得たと報じられていた。
「動画は前澤氏が車の後部座席で、約10年ぶりに自分自身で通帳記入する緊張感を語る場面、実際にATMを操作して通帳記入する場面、そして無事に記帳された通帳を公開する場面で構成されています。株式の売却益から前澤氏の借金返済として約500億円が差し引かれた残りの1020億円あまりが記帳された通帳は壮観でしたね(笑)。桁が多すぎて、通常3桁ごとに入るはずの“コンマ”がないのは初めて見ましたよ。さらに驚いたことにそこから1日の間に約2億5千万円、約59億円、約4億8千万円の引き落としがあり、約963億円まで、あっという間に約66億円も減ってるのには震えましたね(笑)」(IT系ライター)
天文学的な数字の記帳にネットでは「次元が違いすぎる(笑)」「1億でいいからくれ」「やっぱりお金のネタか。他にないんかい(笑)」「なんでだろう、ちっとも羨ましくない(笑)」「宇宙旅行なんかじゃなく社会の役に立つ使い方してほしい」「剛力さんにも恵んでやってくれ」「品がないなあ」といった様々な反応が寄せられている。
ネットで批判が殺到していることに関して当の前澤氏は自身のツイッターに12月1日、「1億円お年玉の時もそうだったけど、今回の1000億円通帳記帳を批判してくる人って自分自身が一番お金に囚われムキになっていることに気づいてない。人に下品という前に、人のお金の使い方にケチつけることが一番下品だということに気づいて欲しい。もっとお金から解放されたらいいのに」「そういう批判する人って結構稼いでる人に多い気がする。お金のコントロールがある程度効くぶん、お金の使い方にも自分なりの考えがあって、それゆえに違う価値観を見つけると批判したくなるのかもしれませんね」と投稿している。
「賛否両論ありそうですが、動画公開2日間で動画再生数は110万回を超えてますからね。その注目度はさすがと言えそうです」(前出・IT系ライター)
話題性も影響度も大きな前澤氏。既存のYouTuberとはひと味違う動画を投稿し続けてほしいものだ。
(石見剣)