三役の締めくくりとなる西小結には、松本穂香が入った。美少女研究家・高倉文紀氏が評する。
「NHK朝ドラで先輩の有村架純と共演した『ひよっこ』(17年)や、主演を務めた『この世界の片隅に』(18年、TBS系)では、ひたむきな感じが出ていて、CMの『au』では親近感がわく雰囲気。今以上に華やかさを身につければ、高畑充希のようになっていく可能性もあると思います」
大きな瞳と豊満なヒップラインも「ナイス、松本さん!」だ。
現在、1年間の長丁場でオンエアされている「やすらぎの刻~道~」(テレビ朝日系)で主演を務める清野菜名は東前頭筆頭に。
「軍国少女を演じていますが、運動神経が抜群なので、風間俊介とのガチの殴り合いのシーンはさすがとうならされる。和製ミラ・ジョヴォヴィッチになれるでしょう」(芸能評論家・織田祐二氏)
19年9月に公開された映画「人間失格」(松竹)で“マッパ”を披露した二階堂ふみはどうか。
「12年の映画『ヒミズ』(ギャガ)で、染谷将太にビンタを何発も食らい、本気モードで頭を何度も叩かれるシーンは、女優の凄味に度肝を抜かれました」(前出・織田氏)
一緒に仕事をした映画監督・野本史生氏によれば、年齢とともに「頭でっかちな芝居」が消えたことで成長につながっているそうだ。
元AKB48の川栄李奈は、電撃婚の末に19年11月に第1子を出産したが、女優としての行方が気になるところ。
「元AKBでは断トツに女優としてブレイクし、後輩たちの励みになったと思います。キレ味とかシリアスな演技が彼女に合っていて、これからどういう風に展開していくのか楽しみにしていましたが」(前出・高倉氏)
CMは今もオンエアされているだけに、早い段階の女優復帰もあるだろうか。
そして、19年に話題を呼んだアニメ映画のヒロイン声優は、女優としても高評価──。