ジャニーズ事務所の滝沢秀明副社長が1月2日、帝国劇場で「中日スポーツ」の取材に応え、昨年7月に亡くなったジャニー喜多川社長が昨年末に“夢枕に現れた”と語り、話題を呼んでいる。
「当時、帝国劇場では事務所に所属するKing&Princeの平野紫耀、永瀬廉、高橋海人が主演する舞台『ジャニーズ・アイランド』を上演中。滝沢は会社に飾られたジャニーさんの遺影に業務報告をするのが日課。今までは話しかけても応えることはありませんでしたが、昨年末、ジャニーさんが眠る高野山にお墓参りに行こうとした前夜、なんとジャニーさんが夢枕に現れたというのです」(スポーツ紙記者)
その時の状況を振り返り、滝沢は素直に「嬉しかった」と前置きした上で「僕(ジャニーさん)のやり方にこだわらないで、もっと新しいことをやりなさい」「性格上、遠慮がちな部分の多いので後押ししてくれたのかな」「気持ちはスッキリした」と語っています。
2018年の末に芸能活動を引退した滝沢は、ジャニーズJr.の育成などを行う株式会社ジャニーズアイランドの社長に。さらにジャニー喜多川氏の亡き後、9月にはジャニーズ事務所の副社長に就任するなど、ジャニーズ喜多川氏の後継者として着実にステップアップしている。しかしその陰で、ネットなどではファンの批判的な声にも晒されているという。
「ジャニーズ事務所所属のSixTONESとSnow Manの二組が、昨年末のNHK紅白歌合戦に出演することが12月24日に発表されると、紅白に出演できないグループのファンから“ゴリ押し”ではないかとクレームが殺到。二組が歌うのはジャニーさんが手掛けたミュージカルで歌われたJr.ゆかりの曲とはいえ、ネットでは『お気に入りだけたくさんテレビに出てさ。Jr.はバックで踊っとくだけでいいから。そこまでデビュー組の前に出ようとせんでいい』『Jr.ゴリ押しでデビュー組干しまくるタッキーのやり方が本当に嫌い。とにかく改善して欲しい』といった声や、はたまた『ジャニーさんならそんなことはしない』といった厳しいコメントも上がりました」(女性誌記者)
ジャニーズJr.のために自ら現役を退き、力を尽くす滝沢には厳しすぎる非難の声。
「ジャニーズJr.のHiHi Jetsメンバーの不祥事に対して年内の活動を自粛させるなど、毅然とした態度をとる滝沢副社長。次世代のジャニーズを背負って立つことは間違いありません。ただし、もう少しジャニーさんが元気でいてくれたら、ここまでバッシングされることもなかったのでは。本人も苦しいところです」(放送作家)
SixTONESとSnow Manは、今月22日に二組同時にCDデビュー。結果やいかに!?
(窪田史朗)