お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村亮が1月30日、相方の田村淳と共に都内で開催したトークライブ「Family」に登壇した後、会見で今後の意気込みについても語っている。
髪の毛を赤色に染め上げた淳の横に座り、記者からの質問に答えた亮は、「今後はどういう活動をしていきたいか?」との問いに、「社長が言いたいことを言えと言っていたので、ライブでも言ったのは…大河か朝ドラに出たいということです」と回答すると、新会社LONDONBOOTSの“淳社長”は「トークライブでですよ!お客さんの前で『今一番何の仕事がしたいんだ?』って言ったら、大河ドラマと朝ドラって言うから、馬鹿野郎と(トークライブ中に)言っておきました」と亮の天然発言を突っ込んでいる。
それでも亮の天然回答は続き、「お父ちゃん、お母ちゃんが(NHKに出れば)一番喜ぶでしょ。こんだけ心配かけたから」と大河と朝ドラへの出演を熱望する理由を説明。淳が「好きな仕事を言うときはテレビ局をまんべんなく言わないと」と指摘すると、「おじいちゃん、おばあちゃんはNHK好きなのよ」と返していた。
「亮の復帰を今か今かと待ち続け、騒動発覚時には多大なる迷惑を被った関係者や各テレビ局のスタッフからすれば、『大河ドラマと朝ドラに出たい』という亮の斜め上な発言は複雑なものだったかもしれませんが、こういった“天然キャラ”を含めて亮の魅力とも考えられます。ネットでは『気持ちは分かるがそういう事は今言わない方がいいと思う』『空気が読めないというか、誰も望んでない、面白くないジョーク(?)を話すあたり…。復帰の前にトーク力を磨くべき』『え?この発言はなしだわ。今言うべきかを考えた方が良い』と散々な評価が集まっていますが、記者から聞かれたことを正直に答えてしまうという性分はある意味で飾らない亮の姿そのものだという見方もできます。とはいえ、すぐに発言を噛み砕いて分かりやすく訂正してくれる相方と一緒でなければ、何かとリスキーな匂いがしますが…」(テレビ誌ライター)
本当に亮が大河ドラマに出演できるかどうかは分からないが、まずは少しずつ目の前の仕事に専念し、将来的には復帰のアシストをしてくれた淳への恩返しができるまでに完全復活してもらいたいところだ。
(木村慎吾)