2月6日夕方以降に発生したツイッターのシステム不具合により、その好感度が突如として急上昇してしまったお笑いタレントがいる。
ツイッターでは同日、ユーザーが作成した本来非公開であるはずのリスト名が他ユーザーからも確認できてしまうバグが発生し、よもやの大騒動に発展。「リスト」とは、フォローしている全てのユーザーのツイートが並ぶホームのメインタイムラインとは別に、「友人」や「会社の同僚」「趣味のつながり」などとユーザーを自身で作成したテーマごとに割り振ることができる機能で、フォローするユーザーが多ければ多いほどその利便性が高まるものだが、作成した本人しか閲覧できないはずの「非公開リスト名」が筒抜け状態となってしまったことで、中には信用問題に関わるような事例もいくつか見受けられた。
「たとえば、自分をフォローしている友人が、自分のことを『どうでもいい奴』などと名付けたリストに入れているようなケースもあれば、『狙っている女リスト』『嫌いな人間リスト』のような、非公開であることを前提としたようなリスト名の漏洩もあり、今回の不具合は多方面に大きな影響を及ぼしたと言えますが、そうした中で評価を“爆上げ”させたのがお笑いタレントのパペットマペットです。ファンが彼の作成したリスト名を確認すると、『配信見てくれている方たち』や『いいねとかしてくれた方』『イラストを描いてくれた方』『お仕事関係』などと公私で携わった関係者を丁寧にカテゴリー分けしているだけでなく、自らの活動を応援してくれるファンの為のリストも作成していたことから、『パペットマペットさん良い人すぎ』『今回のシステム不具合で唯一好感度が上がった人』『丁寧な言葉遣いが良いです!』などと絶賛の声が集中。他人から閲覧されることを前提にしていない非公開リストにおいても、その命名が低姿勢だったことでヒトの良さが滲み出ていると話題です」(テレビ誌ライター)
パペットマペットにとっては結果的にプラスに働いた今回のトラブルだが、ツイッターでは同様の不具合が2018年にも起きていることから、今後は“非公開リスト”の命名には十分慎重になる必要がありそうだ…。
(木村慎吾)