藤子不二雄により1969年12月発売の小学館の学習雑誌各誌で連載スタートした「ドラえもん」。50周年を迎え、今やすっかり世界的人気を誇るキャラクターとなっている。
3月27日からは「犬のお父さんがいる白戸家」で有名なソフトバンクの第5世代移動通信システム(5G)のCMにブルース・ウィリス扮する「ドラえもん」が登場。「タケコプターが調子悪くてさ」と白戸家のリビングに屋根を壊して落ちてくる青いフルジップパーカーに白いTシャツ、鈴に見える丸いペンダントトップの付いたゴールドのネックレスをしたブルース・ウィリス演じるドラえもんに、驚いた人も多いことだろう。
2011年11月にはジャン・レノもドラえもんに扮してトヨタ自動車のCMに出演。こちらは真っ青なジャケットとズボンに四次元ポケット付きの白いTシャツ、大きな金色の鈴を赤いひもで首に結び、頭にはジャケットと同じ真っ青な帽子、手にはどらやきを模したマスコットを持つという徹底ぶりだった。
「アメリカではCMに出演するのは無名俳優がほとんどで、CMに出演することは俳優としてレベルが低いことと同義なんです。しかし日本ではCMに出演することは人気や好感度が高い証拠。そのため『人気キャラになってCM出演してほしい』と依頼するほうが、ハリウッドで活躍しているような俳優にはCMへの出演依頼をしやすいのだとか」(女性誌記者)
ジャン・レノ版ドラえもんでもブルース・ウィリス版ドラえもんでも、自宅に居候してくれたら大変うれしいのだが。