若者の間で大ブレイクした恋愛バラエティ番組「テラスハウス」(フジテレビ系)。番組終了直後は芸能活動を続ける卒業生たちのイベントも繁盛していたようだが、その勢いもすっかり収まってきているのが現状だ。
昨年2月に公開された映画版「テラスハウス」に出演した元グラドルでタレントの松川佑依子も3月31日に更新したブログで芸能界卒業を発表。松川は昨年11月にグラビアを卒業し、その理由を「酷いことをされて、夜はベッドが怖くなった」と明かしていたため、スタッフのハラスメントや“枕”の強要などの憶測も立てられていた。それ以降もタレントとして活動を続けるも、結局仕事に恵まれることなく、芸能界を去ることとなった。
「『テラスハウス』終了後は、出演者たちも仕事を選べるような状況ではないのが正直なところ。ネットでは“フジテレビの残骸タレント”とまで言われています。出演者の一人で現在は俳優として活動を続ける宮城大樹も3月15日に発売された雑誌『コマーシャル・フォト』で一糸まとわぬ姿を披露していますが、こちらも『気持ち悪い』など不評ぶりが目立っていました。宮城本人は撮ってもらえたことを嬉しく思っていると話していたが、それぐらいしなければ仕事が入ってこない。しぶとく生き残っていることは評価できますが、だんだん厳しい状況に追いやられているのは事実です」(芸能ライター)
若い男女を寄せ集めた企画ものと言ってしまえばそれまでだが、ピンでは魅力を発揮できぬまま特に顕著な活躍を残している人もいない。彼らに再ブレイクの転機は訪れるのだろうか?
(田中康)