今やすっかり若手ナンバーワン女優として認知された浜辺美波。清潔感あふれるキャラクターは、広告業界でも引っ張りだこだ。とくに2017年からはCM出演が急増。「ららぽーと」「メニコン」「味の素Cook Do」「JA共済」「ガーナチョコレート」と業種を問わずに出演しまくり、今でも放送が続く「NTTドコモ」では、星野源が率いる「星プロ軍団」の一員として、ショッキングピンクの衣装が可愛らしい“モンジュウロウ”役でおなじみだ。
まだ19歳。実年齢より大人びて見えるあたりは変幻自在の演技力のせいか。さらに2019年には「京都きもの友禅」や「資生堂 マジョリカ マジョルカ」にてさらなる大人っぽさを披露。高校を卒業して女優に専念した成果と言えるかもしれない。
極めつけは若手女優の登竜門と呼ばれる「JR SKISKI」に起用されたこと。これまで本田翼、川口春奈、広瀬すずといった人気女優が務めた話題のCMでは、スポーツが苦手ながら果敢にスノーボードに挑戦。求められればしっかりと結果を残すという女優魂はさすがのひとことだ。
ドラマや映画、CMと様々なフィールドに活躍の場を広げる浜辺だが、意外なことに女性誌でのモデル経験は少なめ。無個性と揶揄されがちな顔つきゆえ服のモデルは得意そうだが、今はまだ演技に集中したいというところだろうか。だが浜辺にも雑誌のレギュラーモデルを務めていた時期があったという。女性誌ライターが話す。
「女子中学生向けファッション誌『ピチレモン』の姉妹誌『キラピチ』にて、2013年2月の創刊号から7号までの1年ほど“キラモ”を務めていました。当時の誌面を見ると表情はさすがに幼げなものの、髪型や全体のフォルムは19歳の今とほとんど変わらず、一目で浜辺だとわかることに驚かされます。創刊号の表紙は福原遥で、今をときめく人気若手女優が競演し、その創刊号はネットで1万円超の高値で取引されているようです」
高3の18年には念願の冠番組もゲット。初のレギュラーラジオ番組「浜辺美波 真夜中のシンデレラ」は5分間のミニ番組ながら、この番組のおかげで苦手としていたトークにも自信が付いたという。また、あだ名の“べーやん”もこの番組でファンに浸透したそうで、「これからも呼び続けていただけたらなと思います」とのことだ。
8月29日には二十歳の誕生日を迎える浜辺。今後の活躍から目が離せない。