タレントの中居正広が6月27日放送のラジオ番組「中居正広のON&ON AIR」(ニッポン放送)に出演し、女優の清野菜名との結婚を発表した後輩の生田斗真について言及した。
中居は生田との関係性について、仕事での共演経験や私生活での付き合いもあまり無かったとしつつ、「結婚したんですよね。おめでとうございます」と祝福。最後に顔を合わせたのは、昨年7月に他界したジャニー喜多川前社長の葬式の前日だったとし、「僕がお葬式に出れないから、前の日にバイバイしに行こうと思って。行ったら斗真がいた。斗真もロケがあって明日出れなくて。床に座りながら(2人で)ずっとジャニーさんを見てましたね」と振り返っている。
また、2月にジャニーズ事務所からの退所を発表した際にはわざわざ生田から手紙をもらったことも明かし、「(生田が)小さいころ、良い子だなぁと思ってたまんまの人で良かったなって」と生田の変わらない優しさに感謝。
しかし、結婚生活への憧れが皆無だとするスタンスだからか、結婚の祝福については「おめでとうって、あまり思ってないんですよね。結婚ってそんなにめでたくないんじゃないかと思ってるんです。僕が結婚生活良いなぁって思ったら、おめでとうって言うんですけど、結婚生活っておめでとうって送って良いのかな」と複雑な胸中を明かした。
「確かに結婚生活をスタートさせるということはおめでたいばかりではなく、自由を制限されたり単身生活にはなかった配偶者への責任なども生じます。だからか、今回の中居の発言にはSNSでも『もうツンデレなんだから 笑』『これも中居くんなりの配慮ですね』と理解の声がある一方、これまで“結婚に興味がない”“毎日人が家に居るのが気持ち悪い”と言い続けてきた価値観で、おめでたいニュースに水を差しているとの指摘も。『そこは普通におめでとうで良いと思うけど』『新婚の人に言うこと? 清野菜名可哀想』『ほんとひねくれてる』などといったコメントも並んでいます。結婚に対して色々な価値観があっても良いのですが、せっかくの後輩のおめでた話なのですから、そこまで自己のネガティブな結婚観を前面に出さなくてもよかったのでは」(芸能記者)
中居は、28日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演した際、コロナ禍の自粛生活から明けた今、“どこに行きたいか”と尋ねられ、「女の子と遊びたいですね。女の子と触れ合いたい」と話していたが、まだまだ、当分は“のんびりなかい”な独身モードが続くことになりそうだ。
(木村慎吾)