お笑いコンビ・かまいたちの山内健司が10月6日放送の新番組「かまいガチ」(テレビ朝日系)に出演し、頭金ゼロで新居を購入したことを告白している。
かまいたちにとって東京進出後、関東では初となる冠番組となった「かまいガチ」。新たに番組がスタートする上で、2人にとっての“NG項目”についての話題に波及すると、山内は引っ越したばかりの新居を舞台とした企画が考案されていることに不満を述べた。
山内は新たに家を購入したことは誰にも言っていないと語るも、内情を知るスタッフから「でも、○○万円なんで結構豪華」と新居の価格をあっさり暴露されてしまう。放送では金額の部分は“ピー音”で隠されたが、相方の濱家隆一は「○○万円の家を買ったん? お前、すげえな!」と新居価格に唖然。山内によれば、一括購入ではなくローンでの購入で、「頭金ゼロなんよ。だから78歳までローンを払わなアカン」「78歳までこの番組が続いてもらわないと困るんですよ」などと切望している。
「現在39歳の山内による30年ローンが明かされた『かまいガチ』放送日と同日、かまいたちの1年後輩にあたるスリムクラブの内間政成が人気絶頂期に頭金無しで契約した“6000万円住宅ローン”に苦しんでいるとのネットニュースが配信されました。これについて、ネットからは『身の丈に合う生活をするべき』『6000万円の借金は間違いでしたね』との冷めた反応が出ていましたが、山内には全く対照的な声が集まっています。『内間さんの記事を読んだばかりなので心配です』との指摘も一部でありましたが、大半は『山内なら数年で返せるかもね。そう思ったから銀行も貸したんじゃない』『あっさり返せると思う』『先行き明るいから大丈夫でしょ』といった反応でした。内間が6000万円だったのに対し、山内は具体的な新居の金額は明かされていませんが、“頭金無しの30年ローン”との条件はほぼ同じ。これだけ世間の反応が異なってしまうのは、やはり勢いの差でしょう」(テレビ誌ライター)
芸人が自らに発破をかけるべく、収入に対して上限ギリギリの賃料の部屋を借りるのもよくある話。平成ノブシコブシの吉村崇はテレビで売れ始めた途端に家賃30万円の高級タワーマンションに引っ越し、“破天荒”な私生活を過ごすことで仕事へのモチベーションに変えてきた。
「かまいガチ」があと30年間続く長寿番組になるかは分からないが、ABCお笑いグランプリとキングオブコントの優勝、そして激戦となった2019年度のM-1グランプリで準優勝を果たしたかまいたちなら、30年の住宅ローンも問題なしとも思えるが、果たして…?
(木村慎吾)