9月24日に放送された「美輪明宏 愛のモヤモヤ相談室」(Eテレ)がじわじわと反響を呼んでいるようだ。
この番組は、番組公式ホームページに寄せられた視聴者からのモヤモヤする悩みに美輪が答えるというもの。番組では「自粛で出会いや婚活が進まない」「社会の役に立つ仕事とは何か」「友達とうまく話せない」「家事や育児にまったく手を貸してくれない夫」など、どこかで聞いたことがあるような悩みが紹介された。
その中で美輪は、世界を救いコロナにも打ち勝てる言葉が「ルンルン」であると持論を展開。本心をぶつけ合うような深刻な話やつらい伝達事項を話す時でも、たとえば「そうじゃないだろ、バカ野郎! ルンルン」「うるせぇ、あんたなんかに言われたくないよ、ルンルン」などと「ルンルン」を活用すれば、気持ちが明るく軽くなるのではないかと言うのだ。
「老若男女を問わず多くのファンがいる美輪ですが、昨年9月11日に軽い脳梗塞を発症して入院する以前から、この“ルンルン活用”を提唱し始めているのですが、いまいち浸透していないようです。一部のファンからは『ルンルンという言葉に中途半端な古臭さを感じて使うことに抵抗がある』『林真理子の処女作エッセイ「ルンルンを買っておうちに帰ろう」を思い出す』という声があがっているのだとか」(女性誌記者)
倒れてから約2カ月後の11月17日放送「美輪明宏薔薇色の日曜日」(TBSラジオ)で仕事復帰した美輪。その、あふれんばかりのパワーを見習いたいものだ、ルンルン。