お笑いタレントの明石家さんまが10月10日放送のラジオ番組「ヤングタウン土曜日」(MBS)に出演。親交の深い俳優の木村拓哉に対し、SMAPの名曲をもっと頻繁に歌うよう要求した。
2016年末の解散以降、それまでリリースしてきた数々のヒット曲がほぼ歌われていない状況となっているSMAP。これを「もったいなさ過ぎる」と嘆くさんまは今年2月に開催された木村のソロコンサートを振り返り、木村本人に「歌えるのはお前だけやろ、と。SMAPの名曲を。他の人は事務所を離れたりしたから。ヒットした曲って歌手だけのものではないと思うんですよ。ファンのものでもある。だから、これは絶対に歌わなアカンぞ」と伝えたという。
続けて、「俺はもっともっと歌ってほしい、素直に。SMAPの歌って聴きたいよな。素敵な曲ばっかりやし」と率直な想いを述べている。
「さんまはSMAPとクリスマス特番などで長く共演を果たすなど、その思い入れは強く、過去には『ええよなぁ~お前らはヒット曲沢山あるから。それ歌っとけばファンからキャーキャー言われて』と嫉妬していたこともあるほど。しかし、最近の元SMAPメンバーとの交流は木村との正月特番での共演がメインとなり、そのためあくまで“木村派”のコメントであると解釈する人が多いようです。ネットでも、『SMAPの曲は、SMAPのみんなで歌ってほしいんです』『SMAPファンの殆どはそんなこと望んでません』『SMAPの曲=木村拓哉の曲になってしまう』との反論が殺到してしまいました」(エンタメ誌ライター)
SMAPの名曲が歌われないまま放置されている状況が“もったいない”という指摘はごもっとも。しかし、それを木村に歌ってほしいと望むのではなく、5人でまた歌ってほしいと表現した方がファンにとっても納得のいくコメントだったのではないだろうか。
(木村慎吾)