毎年恒例となった日本テレビ系「24時間テレビ40 告白~勇気を出して伝えよう」(8月26日、27日放送)。これまで、事前に発表されていたチャリティーマラソンランナーが、今年は放送当日に発表されることになった。しかも、ランナー本人にも、当日まで知らされないという。
そのランナーとなる人物のヒントは「当日武道館にいる人全員」で「一番、走る理由がある人が、走ります」とのこと。ランナー候補者には、トレーナーから「武道館への道」なるトレーニングメニューが渡され、各自が自主的に練習するようにとのお達しだった。
だが、この発表にネット民は「ヤラセの匂いがプンプン。絶対ランナーには教えているよ。いきなり当日に言われて24時間走れる訳がない」「ろくに練習もさせずに24時間も走らせるの? これは日テレのパワハラじゃない?」「普通に考えて酷暑の8月にトレーニングもしていない、不規則な生活の芸能人が24時間マラソンって正気の沙汰ではない」など、非難が殺到している。
芸能記者は「ランナーはすでにビジネス化している」という。
「チャリティーランナーとは名ばかりで、放送が終わった後、日テレのさまざまな番組への出演が約束されています。つまり、ギャラが約束されているうえ、知名度、好感度も上がりますからね」
スポーツライターは「自主トレで24時間走れるほど、マラソンは甘くない。この企画が本当ならば、8月の炎天下、いきなり24時間走るなんて無謀」と苦言を呈す。
不測の事態が起きないことを祈るばかりだ。