お笑い芸人の“ゆりやんレトリィバァ”が、先輩女芸人の代わりに航空会社CAの採用試験を替え玉受験していた件。ゆりやんはネットで受験できる英語試験を代行したのだが、「落ち着いていきやー」などおバカっぽい芸風が持ち味の彼女が英語を得意としていると聞いて、驚いた人も少なくないようだ。
「ゆりやんは関西の名門・関西大学卒で、映画研究会での洋画観賞を通して英語力を身につけたそうです。その英語を活かし、オスカー女優に扮して英語と日本語がちゃんぽんのスピーチを繰り出すという持ちネタがある。ゆりやんの他にも関西大学は数多くの芸人を輩出しており、南海キャンディーズの山里亮太やフットボールアワーの岩尾望がそうですし、ジャルジャルの後藤淳平と福徳秀介は関大附属高からの同級生です」(お笑い系ライター)
ジャルジャルはまだしも、ゆりやんや山里、岩尾らには高学歴のイメージはない。最近は京大出身のロザン・宇治原史規や慶大出身のオリエンタルラジオ中田敦彦のように高学歴をウリにする芸人も珍しくないが、実はゆりやんのような“隠れ高学歴”芸人は少なくないようだ。
「関西学院大学の洒落たイメージからすると、笑い飯の哲夫や髭男爵のひぐち君が出身者というのは驚きでしょう。あるあるネタでブレイクしたレイザーラモンRGは立命館大学卒で、サバンナの高橋茂雄も同窓生。ナインティナインの岡村隆史は立命館大中退ながら、大学受験では関西外国語大と大阪芸大にも合格しています」(前出・お笑い系ライター)
同志社大卒のメイプル超合金・カズレーザーはクイズ王としての活躍も増え、もはや高学歴を知らない人がいないほど。お笑い養成所でも大学とのダブルスクール生が増えており、お笑い芸人は大学生にとって有望な就職先となっているようだ。
(金田麻有)