今年の6月に未成年との飲酒&不適切行為が明らかになり、芸能活動の無期限活動停止処分となった俳優の小出恵介。この騒動によって、彼が出演予定のドラマやCMは大打撃を受けた。そのひとつに、明石家さんまがプロデュースするNetflix連続ドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」がある。
「Netflixは、ネットを利用して映像を配信する動画配信サービス。『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』は、さんまと出会い、数奇な運命を辿ることになったジミー大西の人生を描いた物語。物語に出てくる明石家さんま役に小出が起用され、昨年の11月には撮影も終了。今年の7月7日に世界190カ国で同時配信される予定でした。しかしその1カ月前に、小出の騒動が起き、放送が中止になっていました」(制作会社関係者)
ファンの間ではお蔵入りも囁かれていたが、このほど小出の代役が決定。新たなさんま役に就いたのが俳優の玉山鉄二である。
「さんまと玉山の事務所社長は以前から親交があり、今回の代役について『“さんまさんの役だから”と社長が動いてくれた。本当にありがたい話。ガッツポーズしかない』とさんま自身も感謝の気持ちを口にしていました」(プロダクション関係者)
晴れて再出発が切れることになったのだが、意外にも玉山の配役に異論が出ているようなのだ。ネットの意見もこんな感じだ。「玉山鉄二さんが代役!?…めっちゃ男前の明石家さんまじゃん」「さんまが玉山鉄二はイケメン過ぎやろ!歯も出てないし」「イケメンにこだわり過ぎ。なんだよ、さんま役が玉山鉄二さんって」などと、さんまと玉山のビジュアルの差がありすぎるとして戸惑いの声が上がっているのだ。
「さんまは『関西出身で関西弁が話せて、品がある人がいい』と、今回玉山にオファーしたようです。玉山も『さんまさんのリクエストに応えられるよう、頑張ります』と、やる気を見せていただけに出端をくじかれてしまいましたね」(エンタメ誌記者)
一方で、もちろん「玉鉄がさんま役か!!関西出身やし期待大」「玉鉄がさんま役をどんな風に演技するんやろ、楽しみでしかない」と放送を待ちわびる声もある。前評判はどうあれ、紆余曲折がありすぎた作品だけに、まずは無事にクランク・アップを迎えられることを願いたい。
(窪田史郎)