何やら中山美穂の周辺がざわついている。
14年に作家でありミュージシャンの辻仁成と離婚し、その後は日本を代表する音楽家の渋谷慶一郎との交際が発覚。ところが昨年11月13日に起きたパリでのテロ事件をきっかけに渋谷と別れ、今年からは女優業と歌手業に本腰を入れると言うのだ。
「中山がドラマ『毎度おさわがせします』(TBS系)で女優デビューしたのは85年ですから、15年がデビュー30周年だったんです。ところが今まで舞台経験がなかった。そこで3月27日から本多劇場で初舞台となる『魔術』で主演を務めることになったのです。共演者は萩原聖人、橋本淳、勝村政信の演技派俳優3名。これだけ舞台経験が豊富で演技に定評のある3人がいれば、中山が何をしでかしても確実にフォローしてもらえますよ」(舞台演出家)
昨年12月2日に放送された「FNS歌謡祭」(フジテレビ系)に出演した際には、瞬間最高視聴率こそ獲得したものの、その歌声には「聴いてられなかった」「酷かった」など残念な声がネットに多数書き込まれた。今度の舞台にも「大丈夫か?」「需要なし」などの声が寄せられているが、さきほどの舞台演出家は「問題なし」としたうえで、いい転機になるチャンスだという。
「舞台を初めて経験した女優は、テレビドラマや映画とはまったく違う、舞台独特の“ものづくり”に衝撃を受けて演技に開眼することが多い。中山は素晴らしい状況をセッティングしてもらったと言えます」
4月からは歌手として5大都市ツアーも組まれている中山。16年は男より仕事の年になるようだ。