誰かを好きになることができなくなった……という人はいませんか? そんな状態に陥ったときは、どうすればよいのでしょう。
精神科医のゆうきゆうさん監修「『なるほど!』とわかる マンガはじめての恋愛心理学」(西東社刊)によれば、恋愛感情というのは「相手と心理的にも身体的にもつながっていたい、離れているとつらい」「相手のために何かをしてあげたい。犠牲をはらってもかまわない」「相手を独占したい。2人きりになりたい」という気持ちなんだとか。
一方で、友人に対して抱くのは、相手のことを高く評価し、信頼、尊敬の気持ちを持ち、自分と似たところを探す、そんな気持ちなんだそう。これらの感情に照らし合わせて、まずは自分の気持ちを確認してみましょう。
また、心理カウンセラーである植西聰さんの著書「気になる『あの人』に好かれる90の恋愛法則」(PHP研究所刊)によれば、貢献思考を高めると、やがて恋愛感情に変わることもあるのだとか。
例えば、自分が「助かる」と思うようなことを相手にしてあげること。これで相手は「ありがたい」「申し訳ない」という気持ちが湧き起こり、「恩返しをしたい」という気持ちに変わります。これが異性なら、こうした感情の変化が恋愛感情に発展していくこともあるそうです。いきなり恋愛感情を持てなくても、この貢献思考からのアプローチで人間関係を築いてみるのもよさそうです。
誰も好きになれない……と感じたら、ぜひヒントにしてみましょう。